「パクリの現在地」MATZUO/Kinchou Minnow(SMDS-7)

昨今のコピー商品には愛がない。

 

 

「世の中金だ」って感じ。

 

 

それどころか犯罪のニオイすら漂ってくる。

 

 

泳ぎ自体も完璧すぎて、全然おもしろくない。

 

 

一方でパクリやパチモノは、

 

元ネタをリスペクトしているし、

 

何より愛嬌がある。

 

 

パクられた側も誇らしい気もちになる(←「くまのつりぐ」調べ)。

 

 

肝心の泳ぎは、それはもうひどいものだが、、そんな“だだっ子ぶり”が憎めないのである。

 

 

 

さて、

 

どっからどう見ても「ヘミング」の何かしらのミノーのパクリ、、

 

 

『キンチョウミノー』。

 

 

 

ブランド名は…

 

「マツオ」と発音すればよいだろう。

 

 

余談だが、アメリカ人って、日本人を表現するときに「マツオ」使いがちな気がする…笑

 

 

まっ、フェアレディZですからねぇ。

 

 

ブランドの歴史についてはよく分からないけれど、10年程前には「マツオ」の存在を確認することができる。

 

 

本個体はチャイナメイドだが、ネブラスカ州に本社を置く「Big Game International 」ってとこの一ブランドみたい。

 

 

現在でもけっこうちゃんと?やっているブランドのようである。

 

 

(とはいえ、日本には入ってきてないんじゃないかな)

 

 

何より気になるのがルアー名、「Kinchou」。

 

 

これ、はじめは、さすがに「金鳥」だろう、、と(蚊取り線香のね)。

 

 

ところが、

 

カラーチャートを眺めていたら、

 

「Hypertension」なるカラーが存在しているではありませんか!

 

 

ってことは、まさかの「緊張」なのでしょう。

 

 

いいように捉えるなら、

 

“nervousな魚”

 

みたいな。。

 

 

マツオ製品のラインアップを調べてみると、他にも、

 

「Tokyo」だったり「Honshu」だったり、、

 

「Ikari」「Gaikotsu」「Furiko」などといったネーミングが散見される。

 

 

(意外にも、「Ninja」や「Shogun」、「Yakuza」などはなかった)

 

 

まっ、そういう系の—いかにもパクリに精を出しそうな—ブランドってことで。。

 

 

最後に、『キンチョウミノー(SMDS-7)』のアクションについて。

 

 

基本、大ぶりなウォブル。

 

 

レスポンスはよい。

 

ウエイト/6.0g

ボディ長/73mm

価格/本国では大体10ドル前後っぽい。ぼくは、以前、都内の量販店で500円程で購入している。

 

 

 

浮力が小さいので、ある程度潜らせてからのトゥイッチがおもしろい。

 

 

ロッドアクションに機敏に呼応して、

 

ぱらぱらとロールしながら、

 

左右にちょこんちょこんと飛ぶ。

 

鰓部の造形が生み出す効果については、不明。

 

 

 

そんなわけで、

 

“最近のパクリは泳ぎも普通にいい”

 

という話。

 

 

隠れた秀作である。

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■■□□□

レア度■■■□□

「コーモ松尾」度■■■■□

*