昨今のコピー商品には愛がない。
「世の中金だ」って感じ。
それどころか犯罪のニオイすら漂ってくる。
泳ぎ自体も完璧すぎて、全然おもしろくない。

一方でパクリやパチモノは、
元ネタをリスペクトしているし、
何より愛嬌がある。
パクられた側も誇らしい気もちになる(←「くまのつりぐ」調べ)。
肝心の泳ぎは、それはもうひどいものだが、、そんな“だだっ子ぶり”が憎めないのである。
さて、
どっからどう見ても「ヘミング」の何かしらのミノーのパクリ、、

『キンチョウミノー』。
ブランド名は…
「マツオ」と発音すればよいだろう。
余談だが、アメリカ人って、日本人を表現するときに「マツオ」使いがちな気がする…笑
まっ、フェアレディZですからねぇ。

ブランドの歴史についてはよく分からないけれど、10年程前には「マツオ」の存在を確認することができる。
本個体はチャイナメイドだが、ネブラスカ州に本社を置く「Big Game International 」ってとこの一ブランドみたい。
現在でもけっこうちゃんと?やっているブランドのようである。
(とはいえ、日本には入ってきてないんじゃないかな)

何より気になるのがルアー名、「Kinchou」。
これ、はじめは、さすがに「金鳥」だろう、、と(蚊取り線香のね)。
ところが、
カラーチャートを眺めていたら、
「Hypertension」なるカラーが存在しているではありませんか!

ってことは、まさかの「緊張」なのでしょう。
いいように捉えるなら、
“nervousな魚”
みたいな。。
マツオ製品のラインアップを調べてみると、他にも、
「Tokyo」だったり「Honshu」だったり、、
「Ikari」「Gaikotsu」「Furiko」などといったネーミングが散見される。

(意外にも、「Ninja」や「Shogun」、「Yakuza」などはなかった)
まっ、そういう系の—いかにもパクリに精を出しそうな—ブランドってことで。。
最後に、『キンチョウミノー(SMDS-7)』のアクションについて。
基本、大ぶりなウォブル。
レスポンスはよい。

ウエイト/6.0g
ボディ長/73mm
価格/本国では大体10ドル前後っぽい。ぼくは、以前、都内の量販店で500円程で購入している。
浮力が小さいので、ある程度潜らせてからのトゥイッチがおもしろい。
ロッドアクションに機敏に呼応して、
ぱらぱらとロールしながら、
左右にちょこんちょこんと飛ぶ。

※鰓部の造形が生み出す効果については、不明。
そんなわけで、
“最近のパクリは泳ぎも普通にいい”
という話。

隠れた秀作である。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「コーモ松尾」度■■■■□
