KEN craft/Shad-Max 8

いやぁ、

 

嬉しくなっちゃうよ!

 

 

やっぱり上州屋はこうでなきゃ!

 

 

見た目まんま「シャッドラップ」

 

—ケンクラフト『シャッド・マックス 8』。

 

 

 

とはいえ、“中身は”全然違うんだけどね。

 

ウエイト/13.5g

ボディ長/82mm

発売年/1994年

価格/1,600円

(ボディ長70mmの『シャッド・マックス 7』もラインアップされていた)

 

 

 

例えば、シャッドラップのスピード感覚で巻くと、ほぼ「無」。

 

 

ぐりぐり巻かないと泳がない。

 

 

もっとも、その泳ぎ自体も全くぬるぬるしていなくて、

 

硬い棒状のものが、ただバタバタしている感じ。

 

 

おそらく、その原因となっているのが、重さ。

 

 

事実、「シャッド・マックス」シリーズの売りは、

 

“サスペンドするウッドベイト”

 

であった。

 

 

(ちなみに、サスペンドはしない。けっこうな速さで沈む)

 

 

結果として、

 

シャッドラップよりはちゃんと飛んでいってくれるものの、

 

アクションが強烈にダルくなってしまった

 

というわけだ。

 

 

『シャッド・マックス 8』

 

 

“来日した本場のバスプロ Jesse Tacoronte が、北浦で、30分で15本連続ヒット”

 

なんて逸話をもつルアーでありながら、

 

2000年代を待たずして廃番。

 

 

まっ、

 

当時は、何を投げたってそれくらい釣れることはあったし、

 

その程度のルアーだったってこと。

 

 

でもね、こういう経験の積み重ねが、

 

直後のケンの隆盛、

 

現在の上州屋の安定感、

 

(上州屋…好きなんです)

 

につながっていくのだろう。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■■■□□

レア度■■■□□

「匂わせとかそういうレベルじゃない」度■■■□□

*