バグリーというブランドが好きで、’90年代を中心にいろいろと買い漁ってきた。
その中で、最も使わない（使えない）であろうルアーがこれだ。
オフトとバグリーのコラボレーション、『マレットシンキング（LSM3）』。
とにかく重い。
どれだけ鉛が詰まっているのだろう。
そして、当然、飛ぶ。
キャスト時の初速は「三八式歩兵銃」とタメを張る
「ビュ〜ン」と飛んで、そのままの勢いで「ストーンッ」と沈んでいく…
バス釣りには向かないよなぁ。
そう、
フックやカラーリングからも分かるように、
シーバス釣り用に開発されたルアー。
じゃ、なんで買ったのか？
いや、、バグリーだし、
スナメリっぽい「ぬるっ」とした見ためがかわいいし、
ぼくはM3（車ね）が大好きなのだ。。
（ちなみに、ひと回り小さいサイズの「LSM2」もある）
ホントそれだけの理由で、これで魚を釣ろうと思ったことは一度もない。笑
曲者だけに、アクションはすこぶる変わっていて…
ただ巻きで、3Dの動きをする。
ゆったりと、弱く、泳ぎながら、
ときどき「ぴょこん…ぴょこん…」と、水中で頭を跳ね上げるのである。
これは、なかなかおもしろい。
強めのロッドワークにもよく反応するが、かなり激しい、わざとらしい、アクションになるので、今の魚はかえって警戒するだろう。
’90年代前半〜のルアー。
当時の定価1,700円。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■■■■■
レア度■■■□□
「初速 762m/s」度□□□□□
