「アブの『キラー』もすごいよ」
という知人の言葉がずっと気になっていた。
20年ほど前、“ぱち”ルアー好きのぼくに掛けてくれた言葉なのだが…
縁なく、そのルアーとはめぐり逢うことができなかった。
もっとも、「アブ」というだけで魅力を感じなかったので、探してもいなかった。
それが、数年前、たまたま立ち寄った中古ショップで見つけることになる。
ラパラの『シャッドラップ』のパクりだったのだ。
(実は、「キラー」と聞いて、ぼくはずっとバグリーのクランクを想像していた。)
「アブ」から「アブ・ガルシア」になったのが1983年だから、ちょうど『シャッドラップ』が発売された時期と重なる。
もし、「アブ・ガルシア」のデビュー作がこれだったら…哀
ネットでも情報がなくて、よく分からない。
しかし、パクり具合が完璧すぎて、おもしろい。笑
パクったのは、見た目だけではない。
泳ぎもなかなかだ。
ダイワ「シャッドライダー」よりもずっと安定している。
コーティングの薄さが、よい影響を与えているのだろう。
パクっていながら、プライドだけは高いようで、、⤵︎
ベリーには堂々と「Abu Garcia」の文字…。
それに、このルアー、、
ゲロの香りを強烈に漂わせている。
やっぱり、アブのルアーは好きになれない。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■■□
「アブが雇ったヒットマンは体臭がきつい」度■■■□□