ちょっと前、知人のバス釣り愛好家に薦められて、ガチガチの“使う用”に購入。
ラパラ『X-ラップ ジョインテッド
シャッド』
ウエイト/44.0g(実測値)
ピリピリ…とも、ゆったりとも、とれる動き。
デッドスローでもしっかりと泳ぐし、
このサイズ感で、ロッドアクションに(実際には“巻きで”アクションをつける)リニアに反応するし、
だるさを全く感じさせない。
このあたりは往年のラパラ然としている。
「サスペンドのはずなのにスローフローティング」だとか、「(フィンランド湾に面しているとはいえ)エストニア製」だとか、そんなことはどうでもいい。
プロダクティブゾーンが重なる、同サイズ、同カテのルアーの中では、頭ひとつ抜けている印象。
基本、ずっとちょっとロールしているのだけれど、
それを最大限に生かして、ロスなくお尻に伝えるために、
極めてシンプルなジョイント部を奢ったのだろう。
お尻のぶるんぶるん具合も、
(狂ったミミズみたいでおもしろいのだが)
さすがラパラだけあって、ぎりぎりのところでナチュラルを保っている。
昨今のジョイントルアーは、競ってジョイント部に意匠を凝らしているけれど、、中には、
“その構造が明らかにアクションを殺しちゃってるよね”
ってものも、ある。。
よ〜く見ると、ローチというより、巨大なアブラハヤとかタモロコみたいな雰囲気で、そこがまたいい。
ただ…机上では(ブログを書くにあたっては)問題もあって…
ラパラの項でこういった新世代の製品を取り上げると、
それからしばらくの間、
虚無感の宇宙を漂うことになる。
ぼくも歳をとったのだろう。
もともとは2,000〜3,000円するのかな?
とある店では在庫を抱えているようで、最近、1,000円程度で投げ売りされていた。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「バルト三国は北からフェラーリ」度■■■■■