なんでこんなの持ってるんだシリーズ その38
せこいワームはもちろんのこと、生き餌にも釣り勝ってしまうような
「好き」を通り越して、非常に「つまらない」
ラッキークラフトの「ベビーシャッド」。
そのカラーバリエーションに、鬼のように釣れる「ゴーストブルーギル」というカラーがあって…
(正直、誰にも教えたくなかった)
知ってか知らずか、
「ゴーストブルーギル」カラーをけっこうな気合いでパクっているのがコレ(↓)だ。
プロデューサールアー『ライトニングミノー』
このカラーの優位性を知っていたのだとしたら…
なんともはや、恐ろしい開発陣である。
チャイナメイドの「プロデューサールアー」は、
本業はパクリなのだが、
どうしようもなくチープなオリジナル(と思われる)ルアーもリリースしてくる“愛すべきC級ブランド”。
ブランドの所在地は、一応、ミシガン州のカラマズーということになっている。
「Boomer Wells」なる
“釣りのワールドチャンピオン”
だとかいう陽気なおじさんが目印。
ただ、、
「ブーマー・ウェルズ」は架空の人物であり、いわゆる“キャラクター”なんじゃないか
…と睨んでいる。
’80年代、阪急、オリックスの主砲として活躍したあの「ブーマー」と同じ名前ってところがまた、どうにも怪しい。
まさか、日本での展開を強く意識していたとか?!
’90年代中頃〜を中心としたルアー。
輸入発売元はシント貿易とのことだが、
有名なショップにも並んでいたので、実際に目にした方も多いだろう。
まっ、アクションのほうはパクリでもなんでもなく…
でも、意外とちゃんとしていて…
普通。
「さすがプロデューサー」といったところである。笑
そういうところも愛おしい。
アクションまで完璧にコピーされていたら、それはそれで、これも「つまらない」ルアーになってしまうってもんだ。
実勢価格、200〜300円。
そのため、下手すると、(プレミアがついているわけでもないのに)中古のほうが高かったりする。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「癖で奇声を発したり、ハイタッチで門田の右肩を脱臼させちゃったりした人」度■■■□□