ホント不思議な力をもったルアーで、
もはや説明不要…
なんだけど、、
このゾーイは“NEO”なので…
そこのところ、ちょっとだけ、触れておきたい。
T.H.タックル『ネオゾーイ』
〈I字系の巻きに特化したモデル〉とのこと。
ただこれは、
ルアーの特性を指してるんじゃなくて、
使い手の感じ方を言語化しようとしたんだと思う。
“I字系の釣りがやりやすいですよ”
と。
でね、
なんていうか、
「ゆーっくり、すーっと、巻いてきたときに、ちゃんとぶるんぶるんするブレードが付いてるんですね」
みたいな印象しかない。
(そして、ぶるんぶるんするがために、「釣れないんじゃないか」と時々心配になるという…)
ウエイト/31g
ボディ長/96mm
価格/3,740円
2019年発売
日本語で「特化」って言われると、、
何かに限定してるとか、
◯◯専門とか、
他は犠牲にしてでも!とか、
そう捉えちゃうけれど…
結局『ネオゾーイ』は、
“I字系の巻きに特化している”なんてことはなくて、
普通のゾーイとほぼ一緒。
なんでも出来ちゃうのだ。
あとは、細かい仕様の違いだけ。
サイドのフックがスイベルを介して付けられているのだけれど、
自由度が上がったためか、ボディには引っかかるし、シンカーには絡むし…
間々ストレスになる。笑
ただし、それを補って余りあるほど、
バスにも絡んで、突き刺さる。
他には、オモリをぶら下げられるように、お腹にアイが設けられていて。
流れがあったり深かったり…そういうポイントでよく投げていたので、
この仕様はうれしかった。
それに、
お腹にオモリをぶら下げていても、
『ネオゾーイ』は、底に置いたときにちゃんと立つ。
ところが、
泳いでいるときによ〜く見ていたら、オモリが、ぷるるるるってなっていたことがあって…
それに、やっぱり、オモリをぶら下げているシルエットが嫌で…
結局、お腹のアイを活用することはなくなってしまった。
※よく見るとカラーリングもそこまでリアルじゃない。“質感”なのか、“装飾”なのか。
いや、そう考えると、
別に「ネオ」じゃなくてもいいんじゃない?
ってなるでしょ。
事実、その後、『ネオゾーイ』がリリースされた様子はない。
※とにかく、抜きん出た“バスに見せて喰わせる力”をもつ、奇妙な人工物である。
なんだかんだでぼくは重宝してるんだけどねぇ。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■■■□□
レア度■■■□□
「国家ぐるみの場合は犯罪にならんゾイ」度□□□□□