最近のお気に入り。
オシャレじゃないのは全ての釣具メーカーに共通するところだが、
実釣能力というバックボーンに、
意味不明な気もち悪さを加えたのが、
ノリーズである。
そして、
その気もち悪さが、このルアーの人気・品薄状態に拍車をかけているのでは…
と、ぼくは睨んでいる。
『ヒラトップ 140』
ノリーズなので、基本、強い。
でかいタナゴが突如として湧いて出てきたときなんてぼこぼこ釣れたし、
表層及び表層付近でバスが中型のギルを追いまわしているときには、今シーズンは、これ一択であった。
(ワタカを意識して使ったときは、なぜか全然ダメだったが…。バスはワタカが嫌いらしい)
※“ヒラ”トップなのに、まさかのヒラ打ちはしない。
強い一方で、繊細でもある。
使ってみると分かるのだが、驚くほど圧がない。
ボディ長114mmの「オリザラ」のほうが、よほど圧が強い。
そして、なにより、多彩なアクションを演出することができる。
きわめて容易に、気もちよく。
(これがヒラ打ち系になっちゃうと、多分シビアになるんだろうなぁ)
よって、トップウォーターに反応する状況下であれば、あらゆる場面にアジャストする。
『ヒラトップ 140』の売りの一つである捕食音を“微か〜に”してみたらどうだろうか。
そう、これはもう「ポップX」である。
否、やり方(動かし方ではなくて、操船も含めた魚へのアプローチの仕方)しだいでは、
「ポップX」をも凌ぐ“堅い”釣果を生み出すことができる。
※消音にこだわったジョイント部。シャフトはソリッドカーボン、ボディ同士が当たる部分にはクッション材。ただ…他の要素が普通にうるさいわけで…果たしてその効果は?
まっ、単純に数釣れるのは、やっぱり「ポップX」なんだけど。。
ウエイト/34.0g
ボディ長/137mm
価格/3,600円(税抜き)
発売年/2022年
個人的には時折ギラつくようなカラーが好きなのだが、
艶消しのホットタイガーに塗り替えた友人も、同じようによく釣っている。
(これだからおもしろい)
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「田辺哲男監修なのに“俺の魚”以外も釣れちゃうよ」度■■■□□