陳列棚のポップには堂々と「フカアクション」などと書かれていて、
いろいろな意味で「ヤバいのが出た…」と思ったものである。
ティムコのクリッタータックルラインから、『青天井』。
デフォルメされた「伊四百」みたいなボディに、フックが3本リアと左右に配されている。
先ず、何より、この風貌がティムコっぽい。笑
(この感覚、往年のバス釣り愛好家ならお分かりいただけるだろうか…)
昨年の発売時には瞬殺だったが、
今シーズンは普通に買えるんじゃないかな。
『青天井』についての情報はネット上にあふれている。
ちゃんと目を通したことはないが、おそらくはそのほとんどが高評価レビューのはず。
なぜなら、紛うことなき秀作だからである。
ボディサイズに対して異様に大きなブレードをぶら下げているため、投げるのを(そもそも購入を)躊躇う人もいる…とのこと。
しかし、考えてみてほしい。
バスは、“ほぼ針金”みたいなルアーでもよく釣れる魚である。
何も心配はいらない。
さて、
冒頭に戻りますが、、
『青天井』は全くフカフカしないです。
ひょこひょこするだけ。
よって、『青天井』は、『フカベイト』のパクリ—ダウンサイジング—ではありません。
(やっぱり『フカベイト』は、あのボディサイズがキモなのだろう)
極めて真っ当に登場したキワモノ B級ルアーなので、全然ヤバくないです。
ナス型オモリは、最初から外してしまうことをオススメする。
オモリが付いてなくても普通に飛ぶし、
付いてないほうが、本来のアクションを披露してくれる(らしい)。
ちなみに、謳われているほどデッドスローは得意じゃない。
体感として、デッドスローに近いスローにアジャストする。
2023年5月発売
ウエイト/14.0g(オモリ装着時:17.0g)
ボディ長/60mm
価格/2,530円
結局、『青天井』は、『旧クリックホッパー』の強い版であり巨大版なのだ。
ゆえに、一点、非常に残念なところがあって…
『フカベイト』よりも、ずうっと簡単に釣れてしまう。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「I can fly!」度□□□□□