WaterLand/Redeye Pop 復刻版 ②

なんとも安直なネームが、

 

逆に通好みで、格好いい。

 

 

ウォーターランド『レッドアイポップ』

 

 

ポッパーという稀有な釣力をもったルアー群にありながら、『レッドアイポップ』が“そこまでじゃない”のは、

 

質量が大きい、というか、

 

密度が濃いからなのだと思う。

 

 

そこに在る感が強すぎるのだ。

 

 

開発過程において、

 

バランスとかカップの形状を突き詰めるのは当然なんだけど…

 

 

チャガーとして「とっぷん、とっぷん」水面を持ち上げなきゃならないから、

 

まずはそれなりの大きさの質量が必要だろう…

 

と、多分、そんなとこなんじゃないかな。

 

 

(もともとはアメリカのローカルベイトらしい)

 

 

でも、ルアーって、いろいろとぼんやりしているほうが、ほとんどの場合釣れやすい。

 

 

まっ、重い分、意図したとおりに、極めてイージーにアクションさせることができるし、

 

何にも増して、遠投できることは正義なのだ。

 

 

いるじゃないですか…

 

運動能力のやたら高い、ぎゅっとつまったタイプのデブ。

 

 

ということで、

 

大雑把に「ぶわぁ〜ん」と遠投して、

 

大雑把に「トップン、トップン」やって釣る“パワー系”ルアー。

 

 

(以上、効果には個人差があります)

 

 

ここ数年内に販売された本ロットでは、素材ではなくフィニッシュでボーンを主張している。

 

 

ジムの自負と頑なさを感じる、いい選択だ。

 

ウエイト/8.5g

ボディ長/65mm

価格/1,650円

 

 

 

欲を言えば、チャートにもバイトマークは欲しい。

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「筋肉+脂肪の鎧」度■■□□□

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