Brooklure CASTING REEL/No.48 SPIEGEL

20年前の話。

 

 

ある入手困難なロッドを所有していたのだが、先輩から、

「どうしても譲ってほしい」

と懇願された。

 

 

大好きな先輩だったし、まあまあ使い難いロッドだったので、適正価格で譲ることとなった。

 

 

(ちなみに、そのロッドは現在でも入手困難なので、ちょっと後悔している…)

 

 

後日、先輩から、

「お礼に」

と、ルアーやリールがごちゃごちゃ入った紙袋を手渡された。

 

 

その中の一つ。

 

 

「こういうのも入れとかないとだめでしょ」

なんてことを先輩は言っていたが、こういうのは興味ない。

 

 

いわゆる「ダイレクトリール」なのだろうけれど、

こういうのを使ってる人って、

“とっつきにくい”印象がある。

 

 

実際、意思の疎通を図れない人もいた。

 

 

クラシックカーになぞらえて語る愛好家もいるが、こんなのクラシックカーでもなんでもない。

 

 

「リヤカー」だ。

 

 

ぼくだってへんてこなタックル、ルアー、を使うことはあるが、それは単純に大きいバスを釣りたいがためである。

 

 

使えないものは使わない。

 

 

 

正確な製造時期は分からないが、海外のサイトで調べてみると、1930年代〜50年代の線が濃厚。

 

高いときは1万円近くにもなったようだが、現在の相場では、せいぜい2,000〜3,000円程度じゃないかな?

 

 

ブランド名は「ブルックルアー」だが、実際に製造していたのは「Bronson」社。

 

 

レリーフの意匠を変えて、手広くやっていたようである。

 

 

 

「spiegel(スピーガル/シュピーゲル)」にはドイツ語で“鏡”の意があるらしい。

 

 

まぁ、確かに、、

美しいっちゃあ美しい。。

 

 

でも、やっぱり、いらないなぁ…苦笑

 

 

 

釣れ釣れ度ー

ロスト度ー

レア度■■■■□

「リールに向かって『テクマクマヤコン』と言ってもひみつの魔法少女にはなれない」度■■■■■

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