Guten Morgen!
こちらが、ボールベアリングモデルのハイギア(4.6:1)仕様。
ダム社製『クイック 700B チャンピオン』だ。
売れ残りのごみ扱いだったことを強烈に覚えている。
世間のバス釣り愛好家は、やっぱり、アブじゃないとだめらしい。
(だから消えたのだ…)
今回、ブログに上げるあたって『700B』を持ち出してきて、
新たに気づいたことがある。
これ、、
ダム社のリールではなくて、
アメリカはカリフォルニア州のクイック社のリールなのではないか…
ということ。
多分、確実に、そういうことなのだと思う。
「DISTRIBUTED EXCLUSIVELY BY Quick Corporation of America」
ですから。
ダム社のOEMなのだけれど、単純にそれで終わらず、、
「西ドイツ製ってことをアピールすれば、アメリカ人はみんな飛びつくんじゃないか」
と。
だから、
「このリールは『D•A•M』である」
ということを誇示した。
これが、今日の混乱、勘違い、に繋がったのではなかろうか。
『ダム クイック』はその後、おそらく’80年代、日本製(五十鈴工業社製)に変わるのだが…
「西ドイツ製である」ことよりも「日本製である」ということの方が、アメリカでのウケがよくなったのだろう。
(造りは簡素化された)
その頃には、ブランド名に「ダム」を取り入れていた可能性も高い。
版権が移り、ダム社のリールになっていた
との見方もあるが、これはガセネタっぽい。
もしそうであれば、引き続き自社で製造していたはずだ。
クイック社、もしくはダム社、の経営体制が大きく変わっていれば(潰れちゃったとか)、話は別であるが。。
まっ、ぼくは、その時代の個体を持っていないので、さっぱり分からない。
機会があれば、明らかにしたい。
ちなみに、このリール、
すでにみなさんお分かりのとおり「5500C」のコピーなのだが、、
それだったら、やっぱり、
モデル名は『750B』にしてほしかった。笑
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■■□
「Danke schön!」度■■■■■