けっこう好きなクランク。
釣り場の状況からして「ベクトロン」ってほどでもない…
でも、国産だといまいち雰囲気が出ない…
そんなときはボーマー『モデルA』に限る。
1970年代から、地道にバスを釣り続けてきた超優良ルアー。
ちゃんと売ってるし、
よく釣れるし、
根掛かり回避能力も高い。
サイズが豊富で、自分のねらいと大体マッチする。
なにより、見た目がいい。
いいこと尽くめだ。
さて、今回は「7A」。
30年近く前、レンタルボートでよく投げていた。
「(ヒートン仕様の)旧い7A」は、「コッコッコッコッ…」と泳ぐのに対し、
(間隔の短い尻振りは強く、水をしっかりと掴み、圧す)
「(エイト環仕様の)新しい7A」は、「ややグワングワン」、または「ブリブリブリ…」、と泳ぎの質が2パターンある(ところまでは確認している)。
そして、若干、水を圧する力が弱いか。
いずれにせよ、新しいもので、旧いモデルのようにハイピッチに泳ぐ個体には遭遇したことがない。
で、この「7A」は、なぜか、新しいモデルの方がよく釣れる。
(この傾向は「6A」にも当てはまる)
そういうところも、良心的?でいい。
ちなみに、使い方は適当。
バスのいそうなところを軽い気もちでトレースすればいい。
子どもの頃、「潮来つり具センター」に連れていってもらうと、必ず「モデルA」を購入していた。
そのたびに、村田基氏が、「おっ、分かってるね〜」的なことを言ってくれるのがすごく嬉しかった。
数年前、釣行の際に「潮来つり具センター」に立ち寄ると、当時よりふた回りほど大きくなった村田基氏がいた。
「モデルA」をひとつ買うと、村田基氏は無愛想に釣りをくれた。
今回ブログに上げたヒートン仕様の「7A」は、1980年代前半のもの。
幼すぎて、自分では買っていない。
地上で聴くラトル音は、「ゴロゴロ…ゴトゴト…」と心地好い。
あまり釣れなかったけれど、少年時代のときめきとともに、いつまでも響き続けている。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■■□□
レア度■■■■□(旧モデル)
「ぐろ〜いんあっぷ」度■■■■□