2019年に発表された、海外ルアーのトレンドを象徴するようなルアー。
チェイスベイツ『スマグラー 90』
チェイスベイツは、オーストラリア発の2014年に設立されたブランド。
ルアーとしての機能(アイテムごとの特性・個性を強く打ち出すこと)と“見ため”へのこだわりが売りだ。
今回は、鳥。
鳥は鳥なんだけど、クチバシをご覧頂ければ分かる通り、もとの形はインコ。
リアルかつふざけた体裁のわりにゴーストカラーなんかもラインアップされていて…
本気で“釣りに”きているという…。
※羽閉じ防止の金属棒も、実釣場面でしっかりと機能している。真摯に作られた証だ。
まっ、どうしたって、しっくりくるのはインコカラー。
でもね、日本人だったらインコよりもスズメのほうに可能性を感じるでしょう?
ってことで、スズメカラーをチョイス。
泳ぎは大きく「タッポン、タッポン、、」。
レスポンスも悪くはない。
飛ばないこと以外は特に不満点もない、
極めて普通の羽モノだ。
※脚なんてけっこうチキンしている。
いや、、そもそもバスは鳥を食べるのだろうか?
前から言っているように、羽がモフモフしちゃって、とてもじゃないけれど飲み込めなそう。。
※街中でも、稀に、こんな感じの死んだ小鳥を見かける。
ひとのみにしたとしても、羽毛とか骨だけを吐き出すとは考え難いし、
バスは猛禽類のように肉を噛みちぎって食べるようなこともしない。
う〜ん、やっぱり食べないんじゃないかなぁ。
※やっぱりインコカラーを買っておくべきだったな。
待てよ…
「こんなので釣れるの!?」
ってのも、本来のルアーの楽しみ方の一つだ。
ということで、、
『スマグラー』は、“鳥でバスを釣りたい”人にはマスト。
野鳥ファンや鳥愛好家アングラーにとっても必須アイテムだ。
ぼくのように夜な夜な愛でるもよし。
そうじゃなければ、これほど普通の羽モノを買う必要は全くない。
ウエイト/41.0g
ボディ長/98mm
実勢価格/2,000〜3,500円
最後に。
ぼくは鳥(生きてる鳥)がすごく嫌い。
昔、襲われたことがあって…
怖いんだもの。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「『舌切り雀』の登場人物の中でも、抜きん出て怪しいのはスズメ」度■■■■□