ギルを模したルアーは、大抵の場合、ギルがいる場所でそんなに釣れない。
しかし、中には、
ギルを模しているくせに、ギルがいる場所でよく釣れる
…という稀有なやつもいる。
フロッグプロダクツ『ギルレイカー』
本個体は“たまたま”ギルカラーなのだが、ルアー名からしても、見ためからしても、ギルをイメージしていることは明らか。
ついつい水面をペタペタさせたくなる形状だが、丁寧に動かすと嘘くさい。
あえて雑に動かすのが吉だ。
※運動能力は高くはない。
ハマったときのアクションは、水に落ちた何かを争うように食しているそれ。
ペラも効いてくる。
間間釣れるし、狙って釣った感があって気分も上がる。
ただ巻きでも泳ぐっちゃ泳ぐので—動かしているうちに狙いたいポイントから外れてしまっても—ガーッと回収しないで、ちょっとはうねうねさせて欲しい。
そういうときこそ釣れるってもんだ。
もともとはウッドで、2000年代に入って間もない頃に、製作されたモデルらしい。
それをABS樹脂で量産化。
2017年に発売となった。
ウエイト/20.0g
ボディ長/約76mm
定価は…
やっぱり徐々に上がっているのかな?
多分4,000円しないくらい。
フロッグのルアーはあまり好きじゃないけれど、、
『ギルレイカー』は“ルアーとして”極めて秀作であろう。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「ギルガメッシュないと」度■□□□□