「ド田舎の象徴」であっても、
そこはやっぱり“本場”。
バス釣りに対する考え方は、日本と180度異なるのだ。
レーベル『ブルーギル』
比較的最近のルアー。
これね、デフォルトでフックがバーブレスなんです。
すてき。。
“魚にダメージを与えない”だとか、そんな野暮じゃない。
—フロリダ州。
とある小規模レイクの桟橋で、バス釣りを楽しむ家族がいる。
繊細にルアーを操るお父さん。
お姉ちゃんも見よう見まねで釣りをする。
その横では幼い男の子がちょっと格好をつけながら『ブルーギル』をキャストしている。
つばの広い帽子を被ったお母さんは、湖畔の芝生に座り、微笑みながら見守っている。
—そんな情景が、鮮明に、目に浮かぶ。
『ブルーギル』は、少年少女、ビギナー、が使うことを想定して、レーベルが極めて本気で作ったルアーなのだ。
オタクのマイルドヤンキー、独身壮年男性、をターゲットに、
アンダーグラウンド化を推し進め、
バス釣り人口の裾野を広げる意志のない、
日本メーカーとは真逆である。
(別にキレてはいない)
やっぱり本場のバス釣りの在り方っていいよね
と。
さて、形状はフラットサイドだけれど、アクションはいわゆるフラットサイドクランクのそれとは異なり、強めのウォブル。
当然、ブルーギルがベイトになっているからといって効くようなルアーではない。
実勢価格1,000〜1,500円程度だが、あまり売ってないので、中古でも同じくらいする。
ウエイト/8.5g
ボディ長/57mm
ちなみに、、
レーベルにしては、ややレスポンスがよろしくないというか、
アクションにキレがないので、
二軍。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「俺キレさせたらたいしたもんですよ」度■■■■■