〈魚の形をした、おっきなルアー〉
の火つけ役は、実はジョインテッドクローじゃなくて、こいつだと言われている。
粗雑なつくりで定評のある「ミキスケ&ハニー」から…
『おさかなさん』。
購入直後はまともに泳がなくて焦ったが、、
リップをぐぐっと曲げてやったら、それはもう艶かしく泳ぐようになった。
その際、尾びれもぐぐっとやる必要があって…
酷いものである…
ボディ長/約103mm(尾びれを除く)
ウエイト/52.5g
価格/大体6,000円
(粗雑なつくりを味だとか個性と捉えるのであれば、ぼくはそれを否定しない)
まっ、ぐぐっとやってからは、「コツコツ」も「うねうね」も思うまま。
火付け役よろしく、本来のアクションを出すことさえできれば、かなりの秀作なのである。
本個体は2003年モデルだが、
当時、「ミキスケ&ハニー」の人気には早くもかげりが出始めていて、、
ちゃんと“はけて”いたのは「おさかなさん」と「こざかなさん」くらいであったと記憶している。
(どのモデルも釣れるっちゃ釣れるルアーだったのに…)
間もなくして「ミキスケ&ハニー」は、その在り方—ブランドとしての方向性—に混迷を極めるのであった。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「終わりの始まり」度■■■■□