SANKEI BAIT/Baby Bass

コーモランは、

“有名メーカーがパクられることを目標としている”ような偉大なメーカーなので、

(「くまのつりぐ」調べ)

ホントどうしようもないルアーであっても、

まともに泳がない等、二度、三度と裏切られても、

使いたくなるのである。

 

 

その一方、

誰からも相手にされず、

ひた向きに、

ただひたすら、

パクることだけを考えていたメーカーがあった。

 

 

たまに高級オリジナルルアーも開発する)サンケイベイトである。

 

 

『ベビー(ベイビー)バス』

 

 

見たとおり、ボーマー「スマイリンミノー」のパクり。

 

 

子ども向けルアーメーカーだけあって、ヒートンの先で指先をケガすることのないよう、リップの裏側を丁寧に処理している。

 

何事も、こういうひと手間って、大事だ。

 

 

’80年代のルアーのようだが、今から15年程前、同じような雰囲気のルアーのバルク品が(絶対にサンケイベイト物だと思う)、某有名ショップのカゴにどっさりと売られていたことがある。

 

買わなかったけれど。

 

 

 

この手のルアーには興味がないので(嫌いなわけじゃない)、一度も「投げよう」とは思わなかった。

 

 

それにしても、なんだかよく分からないカラーだな。笑

 

ピンクバックゴールド?

 

ニジマス…にしては赤すぎる。

 

ベニザケ…ってこともないだろう。

 

いや、、サンケイだし…あり得なくもないか。。

 

 

 

形は、まぁ確かに、赤ちゃんバスだ。

 

 

胸びれの描き方、表現、がうまい。

 

たったそれだけのことなのに、およそ40年前に原画を描いた人物のセンスに触れ、嬉しい。

 

 

 

釣れ釣れ度ー

ロスト度ー

レア度■■■□□

「小さなことの積み重ねが、とんでもないところへ行くただひとつの道」度■■■■□

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