スピナーにしろ、スピナーベイトにしろ、
根掛かりを外そうとして「チャリチャリチャリチャリ…」していると、
通常の釣りでは絶対に喰ってこないような魚がどこからともなく現れ、
「バフッ!」と咥えることがある。
以前「『トップウォータージャンキー』のルアーは、プロップやブレードを装備すると“化ける”」と書いたことがあるが、、
そういうことなんだと思う。
『モブス』
動きの硬さは、水面に根掛かりしているかの如し。
そこへもってきて、この金属パーツの多さ。
これは非常に煩わしい。
同じ場所をうろうろしながら、
オスのバスには
「お兄さん、遊びですか?」
「いい店ありますよ」
メスのバスには
「夜の仕事に興味ない?」
などと、通りかかったバスに「チャリチャリチャリチャリ…」片っ端から声をかけるのだ。。
そのうち釣れてしまうのも納得である。
サイズ/約85mm(ペラ・ヒートン等含まず)
ウエイト/29.5g
ブランク素材/ー
価格/7,000〜8,000円だったような…(今は多分もっと高い)
2006年モデル
現在でもぽつぽつとルアーをリリースし続けている「トップウォータージャンキー」。
ほとんどのインディーズブランドが消えてなくなる中、この粘り強さを素直にたたえたい。
(『モブス』も、おそらくは、数年に一度のペースでリリースされてきた)
2000年代の初め、インディーズ系トップウォータープラグブームの頃は、「トップウォータージャンキー」も人気が沸騰していた。
中でも『モブス』は人気を博し、ものによっては2万円以上で取引されていた。
そのうち、あまり動かないことにみんなが気づいたのか…現在では5,000円程度〜に落ち着いている。
まぁ、なんだかんだ書いてきたが、、
バスを誘う要素をぎゅっと凝縮したような格好よさが、このルアーにはある。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「キャッチ」度■■■□□