もう一人の『SAM-BO(Sam-Bo)』。
前出の物と金型は同一のようだ。
「これがオリジナルである」と言い切りたいところなのだが、
何しろ、
釣り具というよりノベルティグッズであり、
民芸品に近いポジションに位置しているわけで…
ルアー本体の基本デザイン・ギミック、つまり“方向性”や“世界観”はどれも同じでありながら、
ボックスの意匠、色、書体、が異なっていたり、
挿絵が全く違うものだったり、
サンボさんの体格(金型)やリグが異なっていたり、
樽の色がさまざまだったり、
と、ひと口に「サンボ」と言っても、
尋常ではないほどバラエティに富んでいるのだ。
それも、パクリとはちょっと違う雰囲気で。
このルアーの製造時期、
1950年代から60年代にかけて、
「何か、シャッドラップばりの一大ムーブメントが起きていたのではないか…?」
と考えていたのだが、
その頃全米を席捲したことといえば、、
そう、
「公民権運動」なのだ。
これは…
ひょっとして?!
全身に鳥肌が立った。。
そして、
そういう場面で、
やっぱり、ルアーが登場するアメリカ…
琴線に触れる。
※真偽のほどは定かでない。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度■■■■□
「I Have A Dream」度■■■□□