10年ほど前、
某釣具店の店主に、
「買ってくれない?」
と頼まれて、
中古で購入したもの。
定価が高いので(大体7,000円)、中古でもあまり安くすることができず…
人気もそんなになくて…
非常に売りづらい…
という。
仕方なく、大幅に値段を下げる。
でも、やっぱり、大きすぎる…
扱い難く、持て余すのは目に見えている…
結局、売れない…
という。
「BMW7シリーズ」みたいなルアーだな。。
メガバス(アイティオーエンジニアリング)『IT-ジャック ジュニア』
デビューは2005年…だったかな?
「フィッシュアロー」との、いわゆるコラボ。
ちょっと大きいサイズとか、小さいサイズとか、確か4種類くらいあるうちの一つ。
その釣具店にはいつもお世話になっているし、
「まっいいか」
と思い購入した。
ニーキュッパだった。
決め手はカラーが「IWANA(イワナ)」であったこと。
じゃなきゃ、いくら安くても買わない。
ただ、ルアーのカラーとしては、あまり好きではない。
釣れる気もしない。
ぼくは、岩魚という魚が好きなのだ。
源流で釣るのも、食べるのも、鑑賞するのも、性格も、、大好きな魚だ。
「すぐ割れる」という噂の通り、5〜6投しかしていないのに、尾ひれの付け根から長いクラックが入っていた。
まぁ、そこは気にしない。
説明書きには、
“オリジナルのモンスタージャックとは全く別物の釣獲刺激を生み出す云々”
とあるが、
確かにチャラチャラとうるさく、
それでいて繊細。
ところが、
泳がせていると、
釣れそうだな…というよりも、
「こういうルアーもリリースしてるんで」というメガバスのいやらしさ
みたいなものを強く感じる。笑
もちろん、だからといって、嫌いなわけではない。
そもそも、メガバスのルアーは、クセがなくて使いやすいし、何より、よく釣れる。
単純に出番がなくて、家で、綺麗なまま、じっとしているのだ。
金属のテールは、保管時に溶けないし、ゴミもつかないし、、そこが一番いい。
釣れ釣れ度?
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「2,980円じゃなくて、298円」度■■■■■