テレビでゴルフの藍ちゃんを見てから、
ずっと、
「誰かに似ている…」
と思っていた。
声とか、喋り方を聞いていたら、
ますます誰かに似ている。
間違いなく、ぼくのよく知っている人にそっくりなのだ。
しかし、一体、誰だったか…?
そう思いながら過ごすこと数週間、、
急に思い出した。
田辺哲男だ!
宮里藍のそっくりさんは、バス釣り愛好家の田辺哲男だったのだ。
(全然、よく知ってる人ではなかった)
…それにしても、ふたりは似ている。
ぼくの中では、激似だ。
「田辺哲男が藍ちゃんに似ている」
というより、
「藍ちゃんが田辺哲男に似ている」
のだ。
(このニュアンス、バサーには伝わるはず)
そんな田辺氏、
ノリーズだったり、エコギアだったり、「プロタナベスーパー」だったりするわけだが、
やはりこのジャークベイト抜きでは語れないだろう。
(と言っても、田辺氏のことは別に詳しくない)
スミスウィック『ラトリンログ』
何しろ、1993年、外国人で初めて、B.A.S.S.ケンタッキーインビテーショナルを制した際のウィニングルアーなのだから。
さて、そんなログ。
オサムシ並みにいろんなやつがいて、
これは何というモデルなのか…と問われても、
パケを捨ててしまった今となっては、よく分からない。
多分、、最も基本的なモデルであり、マストな、「ARB1200」だと思う。
ログのデビューは1950年代のことだが、70年代後半まではノンラトルだったらしい。
長寿なのは、本当に釣れるルアーである証だ。
ロッドではなくラインでルアーを動かすのは常識。
柔らか樹脂(ブチレート?)リップが独特のアクションを生み出す。
「M-1ミノー」を、節操なく、下品にした感じ。
イカみたいに3Dの動きをする。
爆発力のあるジャークベイトだが、
反面、
ログは意外と手堅いルアーでもある。
穏やかにフラフラさせていても釣れる。
そんなわけで、ストックばかりが増えていくタイプのルアーだ。
ローリングマークの全く付いていないこの個体は、
20年ほど、
ボックスの中でゴロゴロしていた。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■■□□
レア度■■□□□
「Keep Casting? Keep Aging.」度■■■■□