いわゆる「バングオー」のジャパンモデル。
バグリー『スィン・ツー』
通称「T2」
「バングオー」は(プロップの有る無しに関わらず)ライブリー色が強く、それがいいのだ。
しかし、『スィン・ツー』は、
パケ裏面の図の通り、
ミノーに寄せた仕上がりになっている。
それじゃあ、トップに出切らない魚を獲ることができたのか…と言うと、
全然、そんなことはない。
バグリーらしい“ゆったりめの泳ぎ”で、普通に、バスを拾っていくタイプ。
浮力も小さい。
雨天、クリア〜ステイン、
ある程度水深のある場所、
「F-7」や「ソフトジャークベイト」とローテーションして投げると大変楽しめる、かつ学びの多い、ルアーである。
ちなみに、シャローでは、
バスが明らかに「あ〜、ルアーね…」と思っているようで、
使いものにならなかった。
資料(北越正治,『タックルボックス No.147』,1994)
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「『チンチン』だと思ってた…」度■■■■□