PLANO/9606

ぼくは、ルアーやフック・小物の整理に、靴の空箱を再利用している。

 

 

材質がしっかりしているから壊れにくい。

 

ふたが、開けやすく、閉めやすい。

 

重ねられる。

 

捨てたいときも、たたんで、資源ごみの日に出せばいい。

 

 

部屋に積まれていても、

中に釣り具が入っているとは思えない

 

 

いいことずくめだ。

 

 

 

タッパーもいいのだけれど、

100均だと、

後日、同じ店に行ったのに、同じものが置いてない

…なんてことがけっこうある。

 

 

とは言え、実際の釣りのときには、バッグにタッパーを突っ込んでいく。

 

やはり、水には強い。

 

 

 

ところで、

釣りには、

専用のタックルボックスというものが存在している。

 

 

サイズや形状はもちろんのこと、

様々なデザインのものが、豊富に販売されている。

 

 

 

しかし、釣り用のタックルボックスはだめだ。

 

 

(最近のものはよく分からないが)ひと昔前までは、

「ダサくて・不便で・壊れやすい」と三拍子揃っていた。

 

 

そんなわけで、

いつの頃からか、

釣り用のタックルボックスをあまり使わなくなってしまった。

 

 

 

しかし、、

もちろん、ぼくも、

釣り用のタックルボックスをいくつか所有している。

 

 

 

プラノ『9606』

 

 

舶来モノであれば、格好いいボックスもある。

 

 

学生の頃、近所の釣具店で購入した。

 

7,000円位だったと思う。

 

 

ずいぶんと道草を食ってきたが、、

 

とりあえず、このボックスの中身は、全て、ブログに上げることができた。

 

(実はこれが当初の目標だった。)

 

 

 

最近、ルアーが増えてきた…

 

持っているルアーは頻繁に確認したい(愛でたい)…

 

やっぱり釣り専用のタックルボックスじゃないと…

 

 

そんな人に、

 

プラノ『9606』はぴったり。

 

 

目一杯入れても剛性感が失われない。

 

内部にホコリが入り込むようなこともない。

 

底のバケツ部分も深すぎず、

整理しやすいので、内容物が見やすい。

 

 

もちろん、

釣り場に持っていくことなどあるはずもなく、

あくまでも“自宅での保管用”だ。

 

 

 

ところが、、

ときどき、

こういったフルサイズのタックルボックスを

陸っぱりで持ち歩いている人を見かける。

 

 

腕パンパンじゃないのかな…

 

 

筋トレを兼ねているのだろうか?

 

どちらかというと、“どうでもいい”ルアーを入れている。

 

 

 

以前、ぼくは、

フルサイズのタックルボックスを陸っぱりで持ち歩いている人に、

“一定の傾向”を見出した。

 

 

視線を相手に悟られないようにするためなのか、

前髪を必要以上にたらし、

目を隠す。

 

ひょっとしたら、偏光レンズな役割もあるのかもしれない。

 

 

上着は、

様々なサイズの英字がびっしりとプリントされたシャツ。

 

黒地が多い。

 

その上に黒のパーカを着る。

 

 

パンツは、これまた、黒。

 

攻撃的なダメージ加工が施された、ブラックジーンズ。

 

 

なぜか、腰にはチェーンを付けていることが多い。

 

 

足元は、折り返すとチェックが見えるブーツ…

「凶器か!?」と思うほどに、

つま先が尖っていたり、

ソールが厚かったり。

 

 

北関東の民族衣装的なものなのだろう。

 

 

そして、

頻繁にルアーを藪に引っ掛け、

「バサッバサッ」と大きな音を立てる。

 

 

北関東の民族舞踊的なものなのだろう。

 

 

 

ぼくは、この傾向を

 

巨大なタックルボックスを持ち運ぶがゆえの

“攻撃的な防衛手段”

 

と結論づけている。

 

 

ちなみに、

プラノ『9606』、

今買えるのかどうかは分からない。

 

 

そして、近年、

プラノの製品は、

かなり値上がりしていたような気がする。

 

悪しからず。。

 

 

 

釣れ釣れ度ー

ロスト度ー

レア度ー

「ザ・威嚇」度■■■■□

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