本当にいいものをこっそりと上げたくなる週の半ば。笑
学生の頃、
さすがに「タッパー」じゃ味気ない…
と思い、工具箱風の金属製のボックスが欲しくなった。
工具箱“風”というのがミソで、本格的な工具箱だとダサい。
ところが、ルアーブランドがリリースしている工具箱風の金属製のボックスは、どれも、法外な値段。
小さくても1万、2万、は当たり前。
少し凝ったつくりになると3万とか4万とかする。
(所詮は釣り具だし、少量生産だから仕方ないのだろうが…)
加えて、
ひと目で、
あぁ、あそこのブランドのものだな…
と分かる。
これはこれで、かなり恥ずかしい。
それに、
釣り人(バサー)であることをできる限り主張しない
というぼくのスタイルに反する。
そうして、購入したのがこれ。
マーキュリー『ツールボックス』
当時は「シールボックス」として売られていて、
密閉できるわけでもないので、印箱とか、事務的な小紙片を入れる、という意味の“seal”なのだろう…
と思っていた。
いずれにせよ、釣りとは無縁。
送料込みで、大体2,000円(!)。
しかも、かわいい。
完ぺきだ。
他にも、オレンジや黄色、黒など、5色くらいのカラー展開があったはず。
持ち運ぶのにはちょうどいいサイズで、手荒く扱っても壊れないタフさがあり、気をつかう必要もない。
仰々しいボックスはいらない。
中でルアーがガチャガチャするのが嫌だったら、コルクシートを張ればいいし、ポリプロピレンか何かで仕切りを作るものありだろう。
もちろん欠点もある。
アルミじゃないから、重いし、錆びる。
口(ふたの隙間)から針先が飛び出しちゃってることもある。
まっ、それを補って余りある値段と使いやすさなのだ。
とはいえ、これも、ずうっと前の話。
全色揃えてもいいなぁ…
と思っていたら、すぐに廃番に(日本に入ってこなく)なってしまった。
朗報は、、
「マーキュリー」というブランドがどうやら健在である
ということ。
そして、
オシャレかどうかは正直微妙だが、、
いろいろなボックスを、変わらずリーズナブルな価格でリリースしている
ということだ。
釣れ釣れ度ー
ロスト度ー
レア度ー
「飛び出した針が刺さっても気にならないくらい気に入っていた」度■■■■■