’90年代の半ば。
友人が、
「下野のサインをもらった」
と喜んでいたのだが、
実はそのサイン、
下野の“そっくりさん”のサインだった
—なんてことがあった。

当時は、
そういうワケの分からないことが起きるほど、
バス釣りに日本列島が熱狂していた。
(今よりもずっとよく釣れたしね)
下野正希氏プロデュース、
ラッキークラフト クラシカルリーダー『CL(クラシカル)ミノー』。

ウエイト/10.5g
ボディ長/84mm
発売年/1999年
価格/1,000円
もともとは、’96年に発売された「クラシカルリーダー」という名のクランクベイトがあって、
それをシリーズ化したもの。
オールドシマノの「エルム」という元ネタがある。
試作品成形時の積層?切削?跡をそのまま生かしたデザインが異彩を放つが、、
これ、

「木目」を表しているんだとか。
“クラシカル”だからかなんなのかよく分からないけれど、
下野正希氏が試作品のこのフィニッシュを甚く気に入って、
製品に採用されたらしい。
さて、ここからが本題。

木目調フィニッシュと「下野正希プロデュース」が相まって、B級の烙印を押されがちな『クラシカルミノー』ですが、
実は他人に教えたくないくらいいいルアーなんです。
基本は、破綻せんばかりの派手なロールとウォブル。
ロッドアクションに対するレスポンスもすこぶるよく、
とにかく多彩。

バス釣りだったら、水面から飛び出さないように気をつけながら、ショートジャークで誘うのが乙。
サイドが面で光ってくれるし、
水面付近で狂った小魚を演じさせたら、最新のルアーと比較しても、抜きん出た存在だと思う。
さらに、対ナマズなんて、禁じ手に近い。
(こちらはただ巻きに限る)

ということで、意外と盲点だった、バカにできないルアー。
ラッキークラフト クラシカルリーダー『CL(クラシカル)ミノー』でした。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「禁忌禁じ手明らか盲点」度■■■■□
