ラッキークラフト/ステイシー60•90SP

初めて使ったときは衝撃的だった。

 

 

元来、舶来モノの適当な(ゆるいつくりの)ルアーが大好きだったぼくは、

ステイシーの正確性・精密性に、本当に驚かされた。

 

 

水中でどのように動いているのかが、想像しなくても分かる。

 

 

止めたい位置で、寸分違わず、長い時間、ピタッと止めることができる。

 

 

そして、知らないうちに釣れてる。

 

 

90サイズも60サイズも、そのときの状況に合わせて、全く同じ感覚で使うことができる

 

 

 

そんな数少ないルアーだった。

 

 

そのかわり、

 

「このルアーには血が通っていない」

 

と思ったし、正直、

 

「つまらない」

 

とも感じた。

 

 

 

結局は、バス釣りで生計を立てている人たちのためのルアーなのだろう。

 

 

 

 

ボートを所有していた頃はそれなりに投げていた。

 

 

春先だけではなく、真夏もとても強いルアーだった。

 

 

 

それが、今では、タックルボックスの肥やしだ…(笑)。

 

 

なぜなら、陸っぱりでは、サイズを問わず、どうも相性が悪い。

 

 

うまく説明できないのだけれど、陸っぱりでのぼくの使い方とルアーの比重が合わないのだ。

 

 

 

それでも手放す気にはならない。

 

 

 

バス釣りの一時代を築いたルアーだから…かな。

 

全然釣れなかった“ワームカラー”も、今見ると、いい味を出している。

 

 

 

多少なりとも愛着はあるんです。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■■□□□

レア度■□□□□

「進行方向の反対側に十字キーを入れるとマリオはピタッと止まる」度■■■□□

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