Daiwa/Connery Joint

そんな「コネリー」のジョイントモデル。

 

 

ダイワ『コネリー ジョイント』

 

(正式名称は不明)

 

 

1982年出版の手持ちの資料には記載されていないので、それ以前。

 

 

かつ、前出の「コネリー」と二つセットで入手しているので、

 

これも1970年代終わりに販売されていたものだろう。

 

 

ぼく、生まれてないな。。

 

 

 

ある意味、写実の象徴でもある擬似餌を、

 

幾何学的に変化させて構成したジョイント部。

 

 

なぜ、この角度で、この面で…

 

かき立てられる想像…

 

不安定であり、力強く、

 

美しく、奥深い。

 

 

釣具なんかに関わっていなければ、

 

このデザイナーは今頃、

 

間違いなく“巨匠”と呼ばれる存在になっていたことだろう。

 

 

(いやまぁ、よくある意匠っちゃあ、よくある意匠なんだけどね…『コネリー ジョイント』の雰囲気がそうさせるから…つい…)

 

 

 

肝心のアクションについて。

 

 

否、『コネリー ジョイント』に優れたアクションを求めるのは野暮ってもの。

 

 

もともと泳ぐルアーではないので、ジョイントにしたところで。。

 

こちらのリップには、「JAPAN」の刻印が入っている。

 

 

 

本個体は、横にスライド(!)しながら、微かに腰を振る

 

と思いきや、稀に、水面直下をぶりぶり派手に泳ぎ出す。

 

 

トリッキーすぎちゃって…

 

頭のさらに前半分の形状は全く一緒。しかし、どう見たって、やっぱりこれはサルじゃない!笑

 

 

 

本気で使うなら、水面でへこへこやっているのが正解だろう。

 

 

 

玉数が少ないのか、意外と人気で、現在の相場でも3,000円くらいはする。

 

 

3フッカー、ロングボディ、のジョイントモデルも存在しているが、実際に手にしたことはない。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■■□□□

レア度■■■■■

「キュビスム—表現の到達点—」度■■□□□

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