絶対釣れるルアーはどうせ絶対釣れるので、結局、投げない。
じゃ、何を投げるのか。
入手したばかりの—投げたことのない—ルアーである。
(そのままとっておけば高値で売れたであろうルアーも投げずにはいられない。そして少しは後悔する…)
すると、その中から、稀に「あー、これ絶対釣れるわ」というルアーが現れる。
(そのままとっておけば高値で売れたであろうルアーは、往々にして、あまり釣れない)
イマカツ『激夜叉(ゲキヤシャ)シャッド』
ウエイト/7.0g
ボディ長/57mm
販売に至るまでの経緯やアクションについては、今江克隆氏自身の談をネットから拾うことができるので、ぼくごときが述べるものではい。
まっ、要は、「ゲキアサシャッド」の“亜種”みたいなものだろう。
実感として、
極めて滑らかに泳ぐ「ゲキアサシャッド」に対して、
『激夜叉(ゲキヤシャ)シャッド』は、ややバタバタ、ガタガタ、する
…くらいで、そんなに変わらない。
もっとも、それは、魚にとっては重大な差であるはず。
事実、「ゲキアサシャッド」を通して無であったポイントから、
『激夜叉(ゲキヤシャ)シャッド』は幾度となく、それも呆気なく、魚を引き出してきた。
遠投する必要はないけれど、相当ちゃんと“際っ際に”投げないといけないので、キャスタビリティに優れていることは必須。
そうしたら、あとはただ「てろてろてろ…」っと巻くだけ。
ハイシーズンの暗い時間帯は(真っ暗になっちゃうとダメ)、絶対釣れる。
さらに、何を投げても反応しない太っといバスが、真っ昼間に突然喰ってきたりもする。
そんなこんなで、
いくつかの条件はそれなりに揃えなければならないけれど、
『激夜叉(ゲキヤシャ)シャッド』は、ぼくにとって、「霞ヶ浦で絶対釣れるルアー」の一つになったのだ。
ちなみに、霞ヶ浦(利根川水系)以外だと、ぼくは「ゲキアサシャッド」のほうに信頼をおいている。笑
それはそうと…このネーミングセンス!
『激夜叉』!
“不良ではないが、極めてヤンキー的嗜好をもつ人”が名付けたことは明白だ。
ターゲット層が絞られるので、マーケティングの定石なのかもしれないが…
「なんで釣ったの?」
「“ゲキヤシャ”だよ!」
なんて、恥ずかしくて言えないじゃないか。
ブログに書くのも憚られる。
ぼくはアルファードとかヴェルファイアが大嫌いだし、レクサスも好きではないのだ。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■■□□□
レア度■■■■□
「マイルドヤンキー」度■■■■□