バグリーは、最も“バスフィッシング”を感じさせてくれるブランドだ。
釣れる釣れないはさておき、バタ臭さがたまらない。
ところがまた、バグリーのルアーほど厄介なものはない。
ラインアップ、商品管理、はあってないようなもので、
製造時期・年代によってのみならず、いつだって、
外観、アクション、ともに個体差が激しい。
ついには、最近のモデルからはバタ臭さをみじんも感じることができなくなってしまった。。
もうめちゃくちゃである。
バグリーにはポリシーみたいなものがないのだろうか。
否、「とりあえず動けば釣れるっしょ」的なスタンスだったら、それはそれでグッとくる。
ただ、1954年からず〜っと製造されてきた『バルサB3』は、まだマシなほうかもしれない。
長い歴史の中で、工場は国レベルで移り変わり、細かい仕様・パーツが変更され、シェイプも当然のごとく変えてきた。
※右2つは、2004年、大森貴洋プロの Bassmaster Classic 優勝を記念して発売された復刻モデルのようである。
今回上げる3つはいずれも近年に製造されたものだが、泳ぎのピッチやロール幅はさまざま。
ただ、浮力が大きくてぽんぽんしちゃてる—つまり、多くの場合、使い方が限定されてしまう—ので、個体差がそこまで気にならない。
その結果の、マシ。
※正確には、手前のGSTカラーのみ浮力が小さく、“泳ぎ”という点では最も安定している。ゆえに、最もつまらない…笑
ボディ長/76〜77mm
ウエイト/18g前後
まぁ、好きは好きだし、ずっと眺めてはいられるんだけど、、
実際使うとなると、けっこうストレスが溜まるんです…はい。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■■□□
「アメリカ人の太い指じゃ細かい作業は無理」度■□□□□