有名ルアーには、必ず、何かしらのクセみたいなものがある。
開発者(往々にして著名なバス釣り愛好家)が、煮詰めていく段階で、遊んじゃうのだ。
いい意味で。
それは、
ルアーにとって、一般ユーザーにとって、
武器になることもあれば、ストレスになることもある。
味になることもあれば、欠点になることもある。
しかし、ダイソールアーの場合、
“100円で売る”という至上命題があるため、
遊びの要素を取り入れることなど、まず無理。
結果、ケイン・コスギのようなパーフェクトなルアーが誕生するのだ。
ダイソー“よく釣れる!釣具シリーズ”から、
『クランクベイト』。
泳ぎの安定感は、「ザ・クランクベイト」。
外観も、「ザ・安物が頑張ってますよ!」だし、
パッケージデザインに至っては、「ザ・生活雑貨」。
こういう表現があるんだ…と、ちょっと感心したりもした。。
いずれにせよ、100円でこのクオリティなのだから、ファンが多いのも頷ける。
全く隙のないパーフェクトボディである。
ウエイト/9.5g
ボディ長/52mm
反面、真面目すぎちゃって、全然おもしろくない。
だから、ぼくは、セリア派なのだ。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■□□□□
「シェイン・コスギ派でもある」度■■■□□