J.A. Coxe/INVADER 26

ぼくは当初、

 

「J.A. Coxe」は「BRONSON」と完全な別会社で、

 

単に「BRONSON」のOEMなのかな〜

 

などと、調べもせずに思っていた。

 

 

まっ、それほど思い入れなく、知らないうちに家にあったのだ。

 

 

今回、ブログに上げるにあたって、海外のいくつかのサイト(←これはこれでどの程度信憑性があるのか不安だが)を調べてみると…

 

 

「J.A. Coxe」社の生みの親、ジョー・コックス氏は、もともとはカリフォルニア州ロサンゼルスの海釣り師であったようだ。

 

 

1919年から、海用のリール(大きいやつ)をハンドメイドし、販売していたらしい。

 

 

高価ではあったものの、氏の作るリールはいくつかの特許も取得し、評価は上上。

 

 

その後、1935年に、自身のリール製造拠点と権利を「BRONSON」に売却する。

 

 

M&Aによって、「BRONSON」は新たな技術・ノウハウを獲得したわけである。

 

 

さて、ここから先は眉唾(というか、嘘だろう)なのだが…

 

 

なんでも、この『インベーダー 26』は、

 

“以前から「J.A. Coxe」社が製造していた”

 

リールなのだという。

 

 

だから、「J.A. Coxe」ネームのものは、「BRONSON」に買収される前のモデルなんだと。。

 

 

う〜ん…

 

 

本個体は、少なくとも「1930年代に製造された」ってことになっちゃうよ。。笑

 

 

多分、真実は、「BRONSON」社内に「J.A. Coxe」ブランドを残していたのだろう。

 

 

で、

 

そのラインから出してみた…とか、

 

製造拠点が元の「J.A. Coxe」社であった…

 

ってところかな?

 

 

(詳しい方にご教示願いたい)

 

 

 

ブロンソン『インベーダー 26』の双子の兄弟…

 

 

J.A. Coxe『インベーダー 26』。

 

 

1950〜60年代製。

 

 

ド派手な車が米大手各社で製造され、隆盛を極めた時代である。

 

 

大きくて、派手なことが、ステイタスだったのだ。

 

コンディションのいいものは8万とかしちゃうけれど、この個体は傷も多いし…4万弱ってところかな。

 

 

『インベーダー 26』にしても、そう。

 

 

当時、“それなりに”高性能であったとしても、決して機能美は追求しなかった。

 

 

無駄と造形美の極みである。

 

 

結果、最高に格好いいリールが生み出されたわけだ。

 

 

飛ばないし、

 

ドラグは効かないし、

 

部品もない。

 

 

それが、いい。

 

 

 

釣れ釣れ度ー

ロスト度ー

レア度■■■■■

「低排出ガス車」度□□□□□

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