本質を追求するのであれば、擬似餌に「造形美」は必要ないだろう。
(他社製品をパクる場合は除く)
もっとも、釣り具を開発する場合、「デザイナー=釣り人」であるはず。
釣り具・釣り人に「美」を求めることなど、そもそも無理な話である。
ただ、「機能美」となると別だ。
本質を追求した結果の造形を美しいと思うか否か、は受け手の主観による。
そして、「造形美」と「機能美」をあわせもった希有なルアーがある。
ビスルアーズ『スイッチ』
こういう水玉模様のルアーって、意外と他にない気がする。
水玉だけではない。
その表現全てにおいて、バス釣り愛好家のニオイがしないのだ。
トップウォータープラグばかり投げる人特有のいやらしいニオイが。
ビルダーの山神氏とは、一体、どのような人物なのだろう。
使用感。
“ペンシルのようなダーターであり、ポッパー的要素も併せもつ”というが…
まぁ、ダーターかなぁ。
ペンシルならまだしも、この程度で「ポッパー的要素あり」などと述べたら、ポッパーに失礼である。笑
いずれにせよ、似たクリークチャブの『ダーター』がゴミに思えるほど、普通に、ちゃんと動く。
2008年のルアー。
5,600円+税
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「Yayoi Kusama」度□□□□□