痴虫/ヤイカ

週の半ば、またその前後、当ブログの閲覧数はやや少ない。

 

 

そこで、本当にいいルアー、釣れるルアー、をこっそりと上げたい。

 

(効果には個人差があります)

 

 

今回は、カテゴリの枠を外した全てのルアーの中で確実にTOP5に入る、痴虫(ちむし)『ヤイカ』。

 

 

その形状や造り込みは、細部に至るまで、“特殊”である。

 

 

ビルダー(芸術家)松本光弘氏のアイデンティティーであろう。

 

(緩衝材なのだろうか? そういう表現なのだろうか? 「布切れ」もルアーと一緒に入っていた)

 

 

 

しかし、ぼくは、

「この『ヤイカ』のアクションこそが、究極のダーターである」

と、20年間、ずっと思っている。

 

 

ロッドでちょんちょんすると、あっちへ行ったりこっちへ来たり。

 

 

泳ぐというよりも、「ツツッ…スーッ…スイッ、スイッ」とスライドしていく。

 

 

ぐっと煽ってやれば、泡沫ともに水中へ消え、あらぬ方向を向いて浮かび上がってくる。

 

 

とにかく、エモーショナルで予測不能な動きを披露するのだ。

 

 

それでいて、動かし難いようなことは一切ないし、不自然にバランスを崩すようなこともない。

 

 

 

ちなみに、「どこにラインを結ぶか」だが…

 

 

圧倒的に、一番後ろがオススメ!

 

 

『ヤイカ』のよさ、おもしろさ、を最も濃厚に味わうことができる。

 

 

 

過去には、千葉県内の住宅造成地にあった用水池で、無限に釣れ続けた…そんなルアー。

 

 

もちろんマイナスポイントだってある。

 

 

高い、弱い、売ってない。

 

 

平気で2万とかするから、おいそれと購入することができないのだ。

 

 

第一、市場に出回らないし、ごく稀に1万数千円という破格?のものが出てきても、瞬殺だ。

 

(ぼく以外にも、やはり、“知ってる”人がいるのだ)

 

 

 

でもね、大枚叩いて「バドジョイ」を買うより、よっぽどいい。

 

 

だって、ビルダーの松本氏はちゃんとバス釣りをする人ですから。

 

 

で、(家で眺めてるだけなら別だけど)「バトジョイ」は、投げたらけっこうがっかりしますから。。笑

 

 

 

釣れ釣れ度■■■■□

ロスト度■■□□□

レア度■■■■■

「水面のコンテンポラリーダンサー」度■■■■□

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