HEDDON/BIG BUD ⑤

前回の続き。

 

 

殊釣りをしている最中、ぼくはやや面倒くさがりになってしまう。

 

 

でも、やっぱり、それでは釣果は伸びない。

 

 

アカムシは、色が少しでも抜けたら付け替えないと喰いが落ちる。

 

(って、何釣りの話だ…)

 

 

プロのバス釣り愛好家と一緒に(本気寄りの)釣りをしていると、素人のぼくには考えられないくらいの頻度とスピードで、ルアーをチェンジしていくことがほとんどだ。

 

 

もちろん、そこには、経験と理論、そして感覚、に裏打ちされたアプローチの仕方があるのだろうけれど。

 

 

また、自分の釣りに強いこだわりをもっている友人も多い。

 

 

それは、確かに、格好よくもある。

 

 

ただしこだわりは、往々にして、魚を釣るための足枷となる。

 

 

そういう友人を見ていると、大体、派手にコケている。

 

(重ねて述べるが、格好よくはある)

 

 

いつでも釣る、他人よりも数を釣る、のは押しなべて柔軟な思考と対応力のある人間だ。

 

 

 

そんなわけで、

「『ビッグバド』はいじったほうがいいですよ」

という話。

 

 

この個体は、ベージュの台紙のパケに入っていたと記憶している。

 

 

ただ、このラベルデザイン、現在でも普通に買えるんじゃないのかなぁ。

 

 

昨今は、先出のものも含めて、さまざまなラベルデザインのものが乱雑に販売されている。

 

 

こういう状況って、廃れはじめた証だ。

 

 

…『ビッグバド』もすでに人気薄なのね。

 

 

まっ、好きなラベルデザインを“選ぶ楽しみ”はあるだろう。

 

 

 

釣れ釣れ度■■□□□

ロスト度■□□□□

レア度■□□□□

「ビッグバドがあるから改造するんじゃない。俺が改造するからビッグバドなんだ」度■■■■□

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