Biwaa/SEVEN 5″

スミスという、我々の救世主的釣り具メーカーがある。

 

 

スミスは、歴史や取扱ブランド、企業規模、にあぐらをかくことなく、いつの時代も、しこしこと、本当にいいものをリリースしてきた。

 

 

(だからこそ現在も生きながらえ、私たちに救いの手を差し伸べてくれているのだろう)

 

 

ところがスミスは、“変わらない”というか、どうも昔気質なところがあって。。

 

 

プロモーションからは、“若さ”や“センス”を感じることができない。

 

 

旧世代的であり、下手なのだ。

 

 

(昔のブランドネームに頼っている感さえある)

 

 

積極的なイベントへの参加、イベントの企画、等も、傍から見ると売り上げにつながっているとは到底考えられず、、

 

 

一人ひとりの社員のこだわり—my style—が、実際の、目に見えるアクションとなっている印象を受ける。

 

 

(そういうところがぼくは好きなんだけどね)

 

 

 

幸か不幸か、そんなスミスが扱っているため、きっといつまで経ってもどマイナー

 

 

が、しかし、知っている人はかなりオイシイ思いをしているのがフランス発「Biwaa」なのである。

 

 

ずいぶんと前のことだが、芦ノ湖で釣った大体55cmのバスが、15cmほどのギルを吐き出したことがあった。

 

 

だからぼくは、まず、ここから「Biwaa」に入った。

 

 

ブルーギル型7連結スイムベイト

 

 

ビワー『セブン 5″』

 

 

4″、5″、6″、の3サイズ展開。

 

シンキングモデルのみ。

 

3,000円〜。

 

 

本個体は5″(約130mm)なので、

 

bigといえばbigなのだが、

 

ビッグベイトと呼ぶには小さすぎるので、

 

largeではない。

 

 

(…書いてる自分が混乱してきた・笑。つまりは「小型のビッグベイト」ということ)

 

 

にしても、、

 

「巻き」でこれほど技術を要するルアーも珍しい。

 

 

速く巻いても、ゆっくり巻いても、原則、斜め。

 

 

泳いでるんだか、泳いでないんだか…

 

 

稀に、気分が乗ったときだけ、テロテロっとちゃんと泳ぐ。

 

 

(フランス人だけに、日本人のことをナメきっているのかもしれない)

 

 

テンションを緩めると一瞬いい動きをするのだけれど、十中八九、ラインがフックに絡まるし。。

 

 

一度、いいサイズのバスが底でじっとしていたので、目の前に落として(←これはこれで多少のキモがあるのだが)よろよろさせていたら、口の中で転がすように喰ってきたことがある。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■■■□□

レア度■■■□□

「禁断の果実」度■■□□□

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