「シクル(シックル)」とは鎌(かま)の意。
ハンドカービングだろうが、NC旋盤で加工していようが、
流麗なスタイリングはパラノイア稲見卓三氏の真骨頂だ。
これだけラメラメでありながら、完璧な鏡面仕上げ。
美しい。。
そりゃ、人気も出るだろう。
(個人的には、表面をラメでわざとガサガサさせても、それはそれで、アトラクティブだと思っている)
このルアーはカテゴライズが難しい。
バランスの悪さ(いい意味で)はダーター然としているものの、あまりにも素直で、器用。
ちょこちょこやれば、ライブリー。
まあまあターンもする。
フロント部のカップは、フチが薄く、鋭く水をつかむ。
使い手の意図を汲んだ、品のいいポッパーにもなる。
比較的派手なキックバックアクションは好きじゃないけれど、、
跳ね返りがあるからこそ、強いアクションを連続して繰り出すことが可能になる。
ウエイト/24.0g
ブランク素材/ー
2004年当時の定価/大体5,000円
現在の相場/5,000〜10,000円
「全然釣れなくても全然飽きない」という、ちょっとおもしろいルアー。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■■□
「スケベ椅子ゴールド」度■■■□□