30年ほど前、「AQUA SAURUS」ブランドからリリースされていた“CRANK CAULUS”。
確か、2,000円しなかったと思う(’12年に復刻したものは、3,200円もした)。
サイズはこの写真のM、L、LL、そしてちょっとレアなLLLの4展開。
シャローランナーとディープダイバーがある(MとLだけだったかな)。
今はどこの中古屋でも目にするけれど、必ず亀裂が走っている(笑)。
このルアーのよさは、“目”にある。
「目が素敵」というわけではない。
黄色の目が「フローティング」、
白い目が「スローシンキング」なのだ。
「F」とか「SS」とかって書かない。
そういうシグナルって、いい。
ぼくは大好きだ。
他にいいところは、
…ない。
確かに、(「’48年型 チシタリア202クーペ」とまでは言わないけれど)その流麗なフォルムは特筆に値する。
しかし、完成されたデザインには、得てして、色気が入り込めない。
だからなのか、よく釣れた記憶もない。
そんなルアーだ。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■■□□□
レア度■■□□□
「知らずに買ってスローシンキングだったときの切なさ」度■■■■□