さすがにここまで小さいと、釣れるバスのサイズも小さくなってしまう。
それに、アクションさせるのが面倒くさい。
だから、“何としてでもトップで魚(ブルーギルがメイン)を釣りたい人”以外は、投げる必要がない。
『ミニチマテラー35』
ズイールのルアーは、動くか、動かないか、のどちらかだけれど、
これは動く。
ただし、水を押すのではなく、水面をかき混ぜてる感じ。
よく言えば、クイック。
これが、ブルーギルにはたまらないようだ。
いろいろと「ギルラ」に近いタイプである。
ちなみに、ぼくはこの『ミニチマテラー35』、
しばらく使った後、ほとんど投げなくなってしまった。
上記の理由からではない。
細くて柔らかいラインじゃないとうまく動いてくれなくて、
「もし、万が一、巨大なバスが掛かったら…」
と思うと、
怖くてしかたがなかったのだ。
ごちゃごちゃしたエリアを狙うし。
ロストしたからといって、簡単に買えるようなルアーではない。
この頃のズイールは、レジ横に“並べられたそばから売り切れる”ような状態だった。
それに、
材木屋の前に〈ご自由にお持ちください〉と置かれているような木っ端からいくらでも削り出せそうな極小ルアーが、
なんと、当時2,000円もしたのだ。
(その後、もちろん値上がりした。)
そりゃ、当然のように、
太いラインを使いたい
↓
でも、それだと動かない
↓
使うのをやめよう
となる。
まぁ、「仕上げの対価」として考えれば、全く高くはないのだが…
釣り人じゃなければ、なかなか理解できないところだろう。笑
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「原価率が最も低いルアー『ズイール』説」度?