「ボラが刺さる」
…魚のボラが。
昔から、霞ヶ浦のボーターの間では、有名な話だ。
「バスボートで疾走していたら、飛んできたボラが刺さって、亡くなった」
という話。
確かに、霞ヶ浦をボートで走っていると、
魚がびっくりしてぴょんぴょん飛び跳ねるし、
イナッコ(ボラの幼魚)がボートの中に飛び込んでくることも珍しくない。
要するに、ボラだらけなのだ。
別に霞ヶ浦に限ったことではない。
バス釣りをしていると、しばしば、群れをなしてボラが泳いでいる光景に出くわす。
だから、ぼくは、
ボラっぽいカラー、
ボラっぽいサイズ、
のルアーが好きなのだ。
そして、
(結局『スーパースプーク』は5本所有しているようなのだが…)
ボラっぽいカラーだけが、
本当に、
なぜか、
よく釣れる。
考えられるのは、「音」の差。
『スーパースプーク』は、クリアなコトコト音。
一方で、ボラっぽいカラーの『ソルトウォーター スーパースプーク』は、やや低く、くぐもったコトコト音がする。
ちなみに、この“ボラっぽい”カラーは、
「Speckled Trout」というカラーらしい。
おそらく、降海型のカワマスのこと。
さて、冒頭。
現実的には、目(眼球)・口などを除き、ボラが人体に刺さることはないだろう。
しかし、50〜60㎝サイズのボラはざら。
フルスロットルで走行中、そんなのがノーガードの頭部にでもぶつかったら…
致命的なダメージを負う。
「ボラによる死亡事故」
あながち嘘ではない。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「三沢光晴のエルボー・スイシーダ」度■■■■□