デュエルのブランドの一つ、「ハードコア」からリリースされる『LB-90SP』。
2000年頃、一瞬、一世を風靡した。
現在でも継続して販売されているのだから、デュエルには感銘を覚える。
この“扁平でサイバーなルアー”を初めて見た時、ぼくは、
なんて格好いいのだろう…
と思った。
当時、機構や性能を誇示する広告を嫌というほど目にしたが、
やっぱり、
大事なのは“見た目”だ。
この感覚は、
ATTACLに出会った時と似ている。
それもそのはず、
デュエルは、
もともと「洋釣」である。
同時に、
嫌な予感もした。
造形的に“とんがっている”ルアーは、
総じて、
大して釣れない。
それにこのカラー…
釣れないことを約束されているようなものだ。
実際、
ステイシーやイーターの方がずっと釣れる(ような気がした)。
少なくとも、陸っぱりだと、根掛かりするし、かなり厳しい…。
よく動くのだけれど、そこも、このカテゴリーのルアーとしては中途半端。
結局、
陸っぱりで使いやすいのはイーターだったし、
精度を求めるのならステイシーだった。
釣ったことがないわけではないのだが、、
ぼくの中での位置づけは、
「やけに細長いルアー」
…ただそれだけである。
ところで、
この外観は、どうしても、
バークレイ“Frenzy”シリーズを連想させる。
しかし、
気持ち悪さがない。
ほんのわずかなフィニッシュの差が、
「腐敗した魚」と
「無機質な非生命体」を生み出すのだ。
なぜ、その中間地点に着地しようとしない…笑
そして、前者「バークレイ」の方がよっぽどハードコアである。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■■■□□
レア度■□□□□
「とんがりコーン(焦がしバターしょう油味)」度□□□□□