カテを[インディーズブランド/ガレージメーカー]にしようか悩んだけれど…ビルダーの田中秀亨氏は古くからやっている、かつ大御所、らしいので、「ゴダグレイ」は以降[ハンドメイド]とする。
二回に渡ってお送りしてきましたゴダグレイ特集。
とりあえずのフィナーレを飾る第三回は、
“ゴダグレイ最高傑作”(「くまのつりぐ」調べ)
との呼び声高い『ダンシン フロッギー』を上げたい。
特筆すべきは、スライドの幅、方向、を自在に操れること。
水平浮きの姿勢から、
ドッグウォークはもちろん、
スイスイ〜っと、見ためからは想像できないようなロングスケーティングもこなす。
先っちょの形状+出目の効果は絶大で、
「チャプチャプ…」と、ナチュラルかつアトラクティブなサウンドも奏でる。
そして、そのどれもが、高レベル。
ウエイト/8.0g
ボディ長/67mm
価格/2,000円くらい?
現在の取引価格/200円程度
サイズ感も相まって、
全てのペンシルベイト…否、全てのトップウォータープラグの中でも、
稀有な実釣能力を備える。
なんだか、、考えてみると、
バレーヒル(谷山商事)が絡んでこなかったら、
「ゴダグレイ」は今よりもずうっと評価されていたんじゃないのかなぁ。。
※お腹のネームはプリントのようである。
ビルダーの田中秀亨氏は、相当なクセ強と聞いている。
ただ、
『ダンシン フロッギー』の完成度や
バスルアーの製作をかなり早い時期にやめていることから推し量るに、
氏は、真の釣り上手であり、賢明な人物に違いない。
※きれいな水平浮きなので、ダイブは苦手。
センス的にはいろいろと残念なところもあるけれど…
でもね、
“FROGGIE”がそのまま“カエル”の意であるのなら、
ぼくは、この形で表現したことに、賛辞をおくりたい。
格言。
賢明な人物も権力の前には無力である。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「カエル野郎、踊ってる」度■■□□□