KEN craft/Lineage Quiet ④

’97年にデビューした『ジャイアントドッグX』に、

 

かぶせる形でKENが放ってきた。

 

 

そのため(まぁ当然といえば当然なのだが)、世間からは、『ジャイアントドッグX』のパクリ扱いをされ。。

 

 

当時は、

 

“買ってはいけない”

 

“持っていたら恥ずかしい”

 

“投げているのはど素人”

 

…みたいなルアーの代表格であった。

 

 

(一方、『ポップX』のパクリ扱いをされていた『バスパー』は、そんなことを凌駕するほどの売れ行きであった)

 

 

ケンクラフト『リニージ クワイアット』

 

 

 

しかし、使った人は知っていた

 

 

「あれっ? これ、『ジャイアントドッグX』よりフィッシュオンすんじゃね?」

 

と。

 

 

(当時は“ネタ”として買った人も多かった…ぼくもそのひとり)

 

 

トップウォータープラグでありながら、その主戦場は水面直下。

 

 

ほぼ垂直浮きの姿勢から、

 

トポンッと潜り、

 

イレギュラーに、あくまでもナチュラルに、ダート。

 

 

誰にでも、

 

オートマチックに、

 

フィッシュオンするアクションを出すことができるのだ。

 

 

(加えて、一定のリズムを刻むことも、当然できる)

 

 

 

それを大々的に謳っていなかったところも、好感がもてるし…

 

 

やっぱり、KENって、センスが光るんだよな。

 

 

 

意のままに操ることができて、うんちく満載の『ジャイアントドッグX』とは、対極にあるペンシルベイト。

 

 

ほらっ、、パクリじゃないじゃん。。

 

 

 

現在、中古ショップでは、高くても280円程度。

 

 

(ホント、いつの時代も、KENってだけで不当な扱い…)

 

 

ズバリ“買い”です。

 

 

 

それにしても、、ブラウントラウトって。。

 

 

これだからKENはなぁ…

 

 

素敵じゃないか。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■□□□□

レア度■■□□□

「石黒賢の胸毛に女子たちがショックを受けていた中学時代」度■■■■□

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