“つい最近のこと”だと思っていたけれど…
『スウェイバックザラ』が発売されたのも、もうずいぶん前のことになるんだなぁ。
いざ購入して投げてみると、評判どおり。
確かにアクションの幅は広い。
ドッグウォーク、スライド、ダイブ、平打ち、スプラッシュ、、
なんでもできる。
…ただ、そのどれもが、そうでもない。
(当然、動かないわけではない。微妙なのだ)
よく、
“うまい人ほどルアーのさまざまなアクションを引き出す”
“テクニシャンの要求に応える優れたルアー”
的なことを言う人がいるが、騙されてはいけない。
そういうことを言う人は、プロのバス釣り愛好家(それもトップクラスの)と釣りをしたことがないはずだ。
プロのバス釣り愛好家は、一つのルアーで、さまざまなアクションを引き出そうとはしない。
往々にして、何か突出したものを求めている。
つまるところ、『スウェイバックザラ』は、駄作だ。
(効果には個人差があります)
絶対王者—オリザラ—の存在はあまりにも大きい。
なおかつ、『スウェイバックザラ』は、いわゆるオールド物の「ソリザラ」とは全くの別物。
実際に『スウェイバックザラ』を投げると、「ソリザラ」はずっと「オリザラ」に近いことが分かる。
(まっ、そんなことを言いながらも、『スウェイバックザラ』は見た目の雰囲気がいいからそれでいいのだ)
ところで、ルアー名の“sway-back”は、ボクシング用語からとったのだろうか?
いわゆる「スウェーバック」。
「脊柱が曲がってる」みたいな意味もあるらしいのだけれど、それだと逆の形(猫背・への字)じゃないと変だし。。
お腹に「2004」と入ってはいるけれど、スミスのカタログには最近まで掲載されていた。
「もう作ってはないけど、スミスに在庫があるから載せてんだよ」
とH氏から聞いたことがある。
市場での上限値を巧みにコントロールしていたのだろうか?
真相やいかに。
釣れ釣れ度■□□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■□□□
「モアレ検査」度■■■■■