BOONE/ZIG-ZAG JR

ブーンという会社は、かれこれ60年以上もルアーを作ってきたらしい。

 

 

ただ、バスルアーはそのプロダクトの中では少ないようで…

 

’80年代を中心としたルアー。

 

 

それもあってか、根強いファンをもつ『ジグザグジュニア』。

 

 

 

品質にバラつきがあることでも知られているブーン。

 

 

この個体は、ほぼ水平浮き。

 

 

喫水もそれほど深くない。

 

 

スライドは鋭利かつ滑らかで、美しい弧を描く。

 

 

時折り、ちょこんとダイブし、そのまま水面直下をぬるぬるっと泳ぐ。

 

 

あらゆる面で必ず比較されるのが、「ザラⅡ」等、ヘドンのペンシルベイトである。

 

 

まず、『ジグザグジュニア』はサイレント。

 

 

これこそ、発泡樹脂ボディの最大の恩恵だろう。

 

 

(発泡密度にもよるんだろうけど、強度的にも品質的にも、この素材をルアーに使うメリットってあるのかなぁ)

 

 

泳ぎの質も、角がなく、ナチュラル。

 

 

当然、釣れる。

 

 

ただ、、泳ぎ出しにやや難があったり、意図してダイブさせることは極めて難しかったり。。

 

本場はネーミングセンスにも優れる。

 

 

その点、ヘドンのペンシルベイトは、優秀な“道具”

 

…ってな評価を少年時代のぼくはしたものだから、使わなくなってしまった。

 

 

結論。

 

 

ブーンの『ジグザグジュニア』は、ニワカには理解し難い、滋味深いルアーなのである。

 

 

 

釣れ釣れ度■■■□□

ロスト度■□□□□

レア度■■■■□

「じゃない方」度■■■□□

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