RYOBI/Bass Catcher

3サイズ展開で、当時の定価は600円。

 

これは、60mm、およそ14g、の中サイズ。

 

 

リョービ『バス キャッチャー』

 

 

’80年代の初め—釣りを始めるどころか、物心がつく前—には存在していた古参ルアー。

 

 

自分ではルアーをなかなか買うことができなかった時代、よく投げていた。

 

 

ずっとリアルで釣れそうな(実際よく釣れる)クランクベイトも持っていたのに。 

 

 

なぜなら『バス キャッチャー』は、全然潜らないので、根掛かりしないのだ。

 

 

ちびっこバサーにとって、

 

“根掛かりでロストする心配がない”

 

というのはでかい。笑

 

 

(その後のローテーションで、これまたなかなか根掛からないディープクランクを投げ倒すわけだ)

 

 

加えてこの『バス キャッチャー』は、大人の人からほぼ同時期に譲り受けた「マッドセール No.2」とは異なり、まともに、ちゃんと泳ぐ

 

 

ところが、、

 

どうしたものか、、

 

根掛かりどころかバスもさっぱり掛からなかった

 

…という。

 

 

今だったら、絶対、『バス キャッチャー』で釣る自信はあるのだが、、

 

 

当時は全くだめだった。

 

 

(間もなくしてぼくは、潜らなくて、しかもよく釣れる、「バスラブファースター」に出会うこととなる)

 

 

『バス キャッチャー』という名でありながら、全然バスをキャッチしない。

 

 

このままでは詐欺ではないか。。

 

 

ではなぜ“キャッチャー”なのか?

 

 

ぼくは、

 

「答えはその形にある」

 

と睨んでいる。

 

 

そういう時代だったのだろう。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■□□□□

レア度■■■■□

「お前デブだからキャッチャーな」度■■□□□

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