そんなわけで何本も所有しているのだけれど、
シグネチャーというか、
男心をくすぐる特別仕様モデルが存在しているのだ。
ヘドン『プロオートグラフトーピード』
通称『ラトリントーピード』
これも、もう、20年以上前のルアーになるのかなぁ。
(’90年代後半にスミスが扱っていた物だろう)
格好よく言うと、ヘドンワークスによるフルチューン。
分かりやすく言うと、デニー・ブラウワーと「ベビートーピード」の関係性は、ミハエル・シューマッハと「フェラーリF2001」みたいなもの。
正確に言うと、
「とりあえずいろいろいじっとけ!」(デニー)
みたいな感じ。
じゃ、どこが違うのか?
まず、反射板(反射シート)入り。
見た目以上に、パフォーマンスがアップしている(と思う)。
ぼくは「ベビートーピード」の中にオーロラシートを入れる改造をしていたほどである。
キラキラは文句なしに効く(と思う)。
次に、ペラがカリペラ。
「ダイリツのマグナムトーピード」と同じペラ。
ちょっと捻ってやれば、回転は良好。
このペラとラトルの重さによって、浮き角は、かなり立ち気味になっている。
それゆえ、ピンスポットで艶かしい。
そして、サイドのネーム。
釣果には一切関係ないけれど、めちゃくちゃ重要。
だって、スタイリッシュになるのだから。
さらに、エクスキャリバーフックを装備…これは別にどうでもいい。
最後に、ラトルイン。
「カラン…コロン…」という感じ。
騒々しくないところがgood。
ただ、ときどき、どこかにハマってしまうようで、うんともすんとも言わなくなる。
そんなときは、手で激しく振って元に戻すしかない。
…と、まぁ、いろいろと、かなり派手に手が加えられているのである。
少しだけ触れたが、多分、ピンスポットスペシャルなのだと思う。
それはそれで、ものすごく釣れる。
でも、連続的に「ジョロリ、ジョロリ…ジョロッ…ジョロリ」とやるのは苦手。
「チョロリ…」として終わりだ。
(次の瞬間にバスは釣れているのだが)
「ベビートーピード」は、けっこうな距離からもバスを引っ張ってきてくれるルアーだと思っているので、逆に、使い難い。
釣れ釣れ度■■■■□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「頻尿」度■■■■□