rogers/BIG JIM 1/2oz

 

中サイズ。

 

 

 

10年くらい前?、突如、市場から大きいサイズ(3/4oz)が姿を消した。

 

それに追従するように、中サイズ、小サイズ(3/8oz)までも。

 

 

とにかく、大サイズの人気、価格、の沸騰ぶりは異常だった。

 

落ち着いた今でも、2000円、カラーや物によっては5,000円くらいする。

 

 

よく知らないし、調べてもいないのだが、どうせ、どこかのバス釣り愛好家がメディアで紹介でもしたのだろう。

 

 

おもしろいものである。

 

だって、『ビッグジム』といえば、末期には、チープな塗装をのせられて、400円くらいで売られていた…

そんなイメージしかない。

 

(末期はロジャースではなく「Luck “E” Strike」、つまりKEN名義かな)

 

 

20年くらい前は、中古ショップにも必ずぶら下がっていたし。

 

 

しかし、考えてもみてほしい。

 

いくら著名なバス釣り愛好家と言ったって、「普通の人」というか、そもそもバス釣りばかりやっている時点で、普通の人よりもアレだし…。

 

そんな人の意見を真に受けなくても…。

 

 

実際、どれだけの人が「ビッグジム(大)」で再現すること=魚を釣り上げることができただろうか。

 

 

いや、失礼。

 

 

正直に言おう。

 

ぼくも大サイズが欲しい。笑

 

 

これ、泳がないんだもの。

 

 

しかし、雰囲気は最高だ。

 

 

気の抜けた外観に漂うクラフツマンシップ。

 

 

目は、ポッチ加工とその周囲に吹かれた塗料によって、乳首(男性の)を、彷彿とさせる。

 

(擦れたり傷ついたりしたら、なんだかこっちまで痛そうだ…バンドエイドを貼りたくなる)

 

 

人気の理由、、ひょっとすると、真実はこのあたりにあるのではなかろうか。

 

 

’70年代、各社がこぞってクランクベイトを発表した頃(アルファベット戦争)からのルアー。

 

 

 

釣れ釣れ度■□□□□

ロスト度■■□□□

レア度■■■□□

「乳輪大きめ」度■■■■□

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