南岸低気圧を弾丸低気圧だと思っている人が結構な数いるらしい。
ぼくは以前から、どうしても、ランガン低気圧に聞こえて仕方ないのだが…
まぁ、釣りのしすぎだろう。
釈迦に説法だが、
ランガンとは「Ran & Gunning」であり、
移動を繰り返しながら、次々とポイントを撃っていく釣り方。
陸っぱりの場合、
いわゆる“足で釣る”というやつで、
釣果を伸ばすための最大のコツと言っても過言ではない。
ちなみに、ぼくは、健康のため、そして1本でも多くのバスを釣りたいがために、本当に走る。
使用するルアーは、結論から言えば、「なんだっていい」のだが、
考え方としては、
「何がなんでもそこにいる魚を獲りたい」のか、
「とにかくこのルアーで釣りたい」のか、
に大別できるだろう。
ぼくは、ほとんど、後者である。
だから、どうせ大して釣れないであろう、こういうルアーを投げる。
ホットスパイス『X-ベイト』
15年ほど前のルアー。
「見た目が格好いい」
「各地で釣れまくっている」
「アクションがすごい」
などとメディアで騒がれ、入手困難であった。
「見た目」は好みの問題だから、いい。
「各地で釣れまくっている」は詐欺の常套文句だから、いい。
(「ホットスパイス」が詐欺グループの一員という意味ではない)
しかし、「アクション」は、別にすごくない。
全てがはっきりしないのだ。
ウエイト/29.8g
ブランク素材/ヘッド:発泡素材、ボディ:アユース
価格/大体8,000円
ペタペタという感じでヘッド部が回転。
ボディは、少し傾きながら、後をだらしなくついてくる。
お尻のブレードは…
付け方を変えないとダメだ…。
左に左に進むが、首振りは容易。
その際、極めて雑に、「バシャバシャッ」「ボゴッ」と、サウンド、飛沫、バブルを発する。
まっ、そういう使い方をするルアーではないのだろう。
あまり釣れない。
つまるところ、やや大きい、変わった形の、普通のルアーである。
ただ、こういうルアーで、ストロングな“俺の釣り”に徹するのもたまにはいいものだ。
合わせるリールは、、そう、「5600 プロタナベスーパー」以外に考えられない。
釣れ釣れ度■■□□□
ロスト度■□□□□
レア度■■■□□
「そして今日も俺の魚はいない」度■■■□□