「ルーハー・ジェンセン」というブランドは、正直、微妙だ。
無理して使わなくてもいいようなルアーばかりをラインナップしている。
ところが、過去には『TD(トリプルディープ)』を扱ったりしていたもんだから、どうしても嫌いになれない。
なんとも厄介なブランドだ。
そして、ここにもまた、
「ルーハー・ジェンセン」なのに、
ぜひ使って欲しいルアーがある。
往年の名プレーヤー『シュガーシャッド』
(バスデイの「シュガーバイブ」と混同しがち・笑)
もともとはフロリダ辺りのローカルベイトだったようだ。
フラットな面を持たないのに、意外と普通のバイブレーション。
背びれと尻びれが雰囲気を醸す。
高音でありながら、重厚なラトルサウンドが特徴的で、他との違いを生み出せる。
幼い頃は、これがものすごくリアルで、もったいなくて使えなかった。
ところが、間もなくして、ワゴンセールの常連であることを知る。
その途端、ガンガン投げるようになる。笑
実測値/12.0g(サイズは他にもあるようだが、これしか使ったことがない)
「恐れるものは何もない」状態なので、そりゃ、
攻める → 釣れる → 好きになる
というわけだ。
当時のものは結局ロストしてしまい、この個体は後に購入したもの。
確か、300円しなかった。
後ろ向きの目玉が最高にキュートだ。
現在では、『シュガーシャッド』もほとんど見かけなくなってしまった。
「釣れ線」だったと思うんだけどなぁ。
(「売れ線」でなかったことは容易に想像がつく)
そういえば「ルーハー・ジェンセン」には、『レーダー』という、ベクトロンにラトルを入れちゃったやつもいた。
なんともはや…
「ルーハー・ジェンセン」…
いろいろな意味で惜しいブランドである。
釣れ釣れ度■■■□□
ロスト度■■■■□
レア度■■■□□
「好きな人の口が臭い」度■■■□□